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blacksummers' night |
ほぼスタジオをライブ収録して制作された作品。観客をいれてと意味ではなく、単純に重ね録音ではなく、スタジオでのバンド演奏を基本に使いというのが本当のところの模様。確かに前のめりになるような感じの雰囲気が強く、強く歌う意図を聞き手に明確に伝えるためにやったのか?的雰囲気で本当にその光景を想像しながら聞くと結構、いやかなりいい感じだ。生でこれをみることができれば最高の模様だろう。ここでのマックスウェルのヴォーカルの出来も凄い。これがスタジオライブなの?的なまとまりが本当に印象に残る、結構心休まる的雰囲気のものになっている。そう、ライブであるのにその演奏以前にマックスウェルの歌が心に突き刺さってくるのだ。相変わらずの絶好調の歌がここでも聞くことができるという点が本当にすごい。完全にバンドとの息もあっており、歌い続けるマックスウェルの歌を本当に楽しむことができる。だが軽く音をもう少し柔らかくできればとかの部分がないわけだはないが、それは完全に個人の好み次第だろう。しかし極端なバラードはさほどなく、やはりライブ感覚の方が大事にして制作をすることが第一義であったのだろう。ライブ感覚での彼の歌を楽しみたいのであればおすすめの一枚。だがもう少しプロデュースをきっちりすれば・・・これはいわゆる余計なお世話になっていくのだろう。バンドと息が完全にあっているという点だけでも、彼の歌やその心づもりが何気に伝わってくる感覚に襲われるだけでもこの作品は評価されるべきなのだろう。だがもう少し強い押しがあっても・・・・これは贅沢な欲求なのだろうね。だけど本当に落ち着いて聞いていることができる見事なソウル作品だ。 |
曲目 |
1.Bad Habbits
2.Cold
3.Pretty Wings
4.Help Somebody
5.Stop The World
6.Love You
7.Fistful of Tears
8.Playing Possum
9.Phenix Rise |
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